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Definition and meaning of アニミズム

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Wikipedia

アニミズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アニミズム: animism)は、生物無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくはが宿っているという考え方。19世紀後半、イギリス人類学者E・B・タイラーが著書『原始文化』(1871年)の中で使用し定着させた。日本語では「汎霊説」、「精霊信仰」などと訳されている。この語はラテン語アニマ(anima)に由来し、気息・霊魂・生命といった意味である。

目次

概要

タイラーとマレットのそれぞれのアニミズム観

タイラーはアニミズムを「霊的存在への信仰」とし、宗教的なるものの最小限の定義とした。彼によれば諸民族の観念は人格を投影したものという(擬人化擬人観エウヘメリズム)。現在でもこの語は宗教学で触れる際など抜きにしては考えられない語であるが、一方タイラーのアニミズム観に対してはマレット(Robert Ranulph Marett)が「未開[1]民族の間では人格性を欠いた力あるいは生命のような観念もあるとし、そのアニミズム以前の状態をプレアニミズム(pre-animism)と呼び、同様の概念はアニマティズム(animatism)、ヴァイタリズム(vitalism)、ダイナミズム(dynamism)などとも称された。また研究姿勢に対しては類推的とか、進化主義的であるとかの批判もされる。

世界中で普遍的な「始まりのとしての原始宗教であるアニミズム」とその蔑視

霊的存在が肉体物体を支配するという精神観、霊魂観(日本で言えば「依り代」に近い観念)は、世界的に広く宗教習俗の中で一般に存在している。キリスト教が先進のものというヨーロッパの視点から、アニミズムはかつて原始的な未開社会のものであると考えられた。レヴィ=ブリュールの『未開社会の思惟』など、民族学や文化人類学の南太平洋(トロブリアンド諸島)やアマゾンの先住民のその根本的な考察観にうかがい知ることができる。

神道とアニミズム

神道の概念

太古からある神道の始まりである古神道[2]においては、必ずしも神奈備(かんなび・神々が鎮座する森や山)に代表される神籬(ひもろぎ・鎮守の森御神木の巨木や森林信仰)や磐座(いわくら・夫婦岩などの巨石や山岳信仰)は依り代としての対象だけではなく、常世(とこよ・神の国や神域)と現世(うつしよ・俗世いわゆる現実世界)の端境(はざかい)や各々を隔てるための結界の意味もある。あくまでも自然崇拝精霊崇拝(アニミズム)を内包し、その延長線としての祖先崇拝も観念や、祈祷師占いなどのシャーマニズムとも渾然一体となっている。

森羅万象に宿る神

古神道から流れの民間信仰や価値観として、上記の森羅万象とする範囲を超越した行為があり、敵や人の食べ物として命を落としたものでさえ祀った蒙古塚や鯨塚などが存在する。上記のアニミズムの説明の中で無機質とあるが、あくまでも対象は自然の中の山河大地風雨といった気象現象などに留まる物であり、道具などの人工物についての特筆はなく、その点においては、九十九神(つくもがみ)や道具塚や針供養[3]などの人工物にまで広がりその種類は多岐にわたる。

人の営み「勤しみ(いそしみ)」にも神が宿ると考え農業林業漁業などにおいて、例えば稲作信仰の米作り神事であり、これらの自然と密着した一次産業だけでなく、二次産業においても建築土木鉱業鍛冶たたら(日本の古式製鉄)の工業醸造酒造といった食品加工業にも神が宿ると考え、職業としての神事があり、神棚や装束を備え纏い、行程の節目に固有の儀式を行い、現在も引き継いでいる職業は多く存在する。

そして、霊や精霊だけでなくその表現や捉え方は御霊(みたま)や(みこと)でもあり、その区別や概念も曖昧であり、それを分類や定義付けることなく享受してきた。ただし、強弱や主客といえるような区別は存在し、大きいもの(巨石・山河)や古いもの長く生きたものが、その力が大きいと考えると同時に尊ばれ、日本神話にある、人格神などの人としての偶像を持つ神々も信仰の対象とし、「それらの神がその他の森羅万象の神々を統べる」という考え方に時代とともに移っていった。

神社神道と古神道と他宗教との習合

その後、古来からある神殿の形式や祭礼の様式・儀式に加え、奈良時代頃からは、仏教や仏教建築の形式や儀式の影響を受け、平安時代には、道教陰陽五行思想を神道に取り入れ、陰陽師陰陽思想が台頭し、そして現在の神社神道にもその陰陽五行思想が存在する。その後には古神道と仏教密教が習合した山岳信仰である修験道などが誕生し、江戸時代には儒教と習合した儒教神道も生まれた。

近代から現在の神道においては、一般に「八百万の神」と称されるように、古神道も不可分[4]であることから、様々な物体や事象にそれぞれ宿る神が、信仰されているためアニミズムと同一視される事もある。ただし、現在の神社神道において依り代となるものは一定の範囲に限定されており、神籬や磐座は玉垣になり、鎮守の森は神体として扱われなくなった。このように神社神道では、万物に神が宿っているわけではないという点でアニミズムとは異なっているともいえる。

脚注

  1. ^ 未開の意味には一方的なものの見方としての優劣を含むが、それは独善であり、近代化していない社会でも、素晴らしい価値観や文化を内包する。
  2. ^ 「こしんとう」と読み、縄文神道・原始神道・古道日本の民族信仰ともいう。
  3. ^ 仏教行事としている所もあるが、神仏習合としての神道の価値観である。
  4. ^ 依り代としての社もあるが、古神道としての神籬磐座神木や霊石も境内にある神社も多い。

関連項目

関連書籍

  • エドワード・タイラー『原始文化』比屋根安定訳、誠信書房、1962年
  • 綾部恒雄編『文化人類学の名著50』 平凡社、1994年 ISBN 4-582-48113-2

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